ジェネリックのある先発薬品の処方についての疑念、雑感。
2024-11-07
10月からのジェネリック推進政策は、院内処方のクリニックを減らす効果を狙っているのか?
2024年10月から、院内処方のクリニックでは先発薬品を使用すると患者さんにペナルティとして若干の自費負担が付加されるます。その自費負担の対応に困り、例外を除いては先発品が欲しい患者さんは薬局に院外処方として丸投げしています。そのため、院内処方の当院としてはジェネリックのある先発品はほとんど院内処方をしません。ところが、もともと院外処方の特に他科のクリニックでは気兼ねなく泌尿器科の先発品を処方でき、薬局に丸投げできます。そんな処方内容をお薬手帳で確認しますと、この政策は、院内処方のクリニックをいじめているとしか思えなくなります。
院外処方にすれば、医療費代は約1〜2割高で、薬をもらいに薬局まで行かなければなりません。薬局ではペナルティ分の説明、選択の機会を十分にしているのでしょうか? いずれにせよ、この度のジェネリック推進政策はややこしいし、強引な感じがするのですが?