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「日常生活に制限がある期間」を減らす方法

2023-10-19
人生100年時代に対する考え方
 生命保険会社のチラシに気になる情報が出ていました。
男性は平均寿命81.47歳のうち健康寿命72.68歳で残り約9年が「日常生活に制限がある期間」
女性は平均寿命87.38歳のうち健康寿命75.38歳で残り約12年が「日常生活に制限がある期間」 となっています。
 ベースが平均寿命なので実際は少し実情が変わってきます。すなわち、死亡届提出年齢の中央値は
男性85歳、女性92歳です。
とすると、「日常生活に制限がある期間」を活かせば、男性では健康寿命85−9=76歳、女性では92–12=80歳
となります。
 いずれにしても約10年は自立できない介護生活を続けていかなければなりません。体力は十分残っていれば自ずと介護期間が長くなります。家族介護、施設入居いずれも不本意な受け身の生活が続くのです。ストレスが強い生活が終わりの10年で待っていると思うと誰しもぞってします。
「日常生活に制限がある期間」とは、肉体的、行動的、認知的な制限が出てきて、日常の活動に支障をきたす期間を指します。これらの制限が生活に影響を与えることになるでしょう。高齢者の場合、これらの制限が発生することがあるため、その期間を把握することは、医療や介護の計画や社会政策の立案に重要な要素となります。
 
 現実の当院の、特に男性の通院患者さんの様子を見ると80歳前後が多く、その人達を見ると、元気で「日常生活に制限がある期間」に入っている人は極めて少ないように思います。当院では90歳まで元気でいてもらうための生活指導をやってみようと思います。ガンなどの大病に遭わなければそれほど困難なことだとは思えません。種々な条件はありますが、とりあえず、元気な90歳を目指そうと励ましています。そんな時代になっています。
 考え方としては、体力、知力の尽きるまで元気で自立した生活を送り、介護では体力が残っていないために期間を短くできることになります。それが道理的にみて最も近づくピンピンコロリなのかも知れません。当院では、代謝を上げて夜間頻尿を2回未満の生活を続けることで達成に近づくと考えています。


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