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泌尿器科診療所の開業形態に関するアンケート調査について思うこと

2018-10-24

  泌尿器科診療所と一口で言っても様々な開業形態があります。

当院の特徴は、純粋な泌尿器科単科開業であり、透析なし、無床、在宅医療なし、院内処方です。その成長過程で次第に排尿障害、前立腺肥大症関連の内科的管理に特化して今日に至っております。

  日本臨床泌尿器科学会の「最近のアンケート調査」(回答率20%弱)では、泌尿器科の診療所形態において、透析なしの泌尿器科単科は全体の55%となっており、増加傾向にあるように思えます。  

その中で、当院のような院内処方の施設は、全診療所の中でわずか4%しかありませんでした。最近では、院外処方の泌尿器科単科開業の形態が増えてきているのは明らかでしょう。院内、院外の処方にはそれぞれにメリット、デメリットがありますが、医療環境の厳しさの中で院外が増加してきています。当院が開業した25~6年前は、院内処方の選択肢が残っていたと思います。来年10月から消費税10%となり、薬価差がほとんどないため、薬を院内で処方するのは患者さんの利便性のみとなってきています。もはや、安易に薬を処方する時代ではないのは当然です。薬は当然ながら効果的に使うためにあり、医師自身の診断力と指導方針、説明力で特色を出し、患者さんの満足度次第で通院数を維持する時代となっていると思います。忙しい時は患者さんへの読みが浅くなり、説明力が低下することもあり気をつけなければならないことは反省材料です。

  今となっては、当院の開業形態は絶滅危惧種的なものかもしれません。しかし、消費税増税になっても、職員確保などのためにもこのまま行けるところまで突っ走っていこうという感じです。

 
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