PSA高値に対する早期がん発見体制
当院では、茨木市前立腺がん2次検診や院内患者に対する早期がん検診を行なっています。
2次検診内容は、触診と経直腸超音波検査(TRUS)です。過去1年間の実施状況下の図に示します。
当院では、触診、TRUSで異常な塊の存在が疑われた場合、MRIで再検査します。MRIで前立腺がんが疑われれば、紹介するか、当院で経会陰式の前立腺生検を外来で行っています。
当院の生検は経直腸超音波検査(TRUS)監視下のターゲットバイオプシがメインです。
なお、この経直腸超音波検査(TRUS)は、予約制でおこなっています。PSAは4.0以上で触診、TRUSをおこなっていますが両者に異常が見つからない場合には、6ヶ月間隔でしばらく経過観察することにしています。前立腺肥大症がある場合にはその治療をしながらの経過観察となります。